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ー外壁塗装の種類を総まとめ|塗料・工法・外壁材別の選び方と長持ちのコツー

  • 2025.10.17
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「外壁塗装の種類」は大きく3つに分けられる

外壁塗装の“種類”は、①使う塗料の種類、②施工の工法の種類、③既存の外壁材の種類の三層で考えると整理できます。まずは全体像を掴み、次に各カテゴリーの特徴と向き不向きを理解する流れで読むと、迷いが減ります。ここからは初心者の方でも判断できるよう、専門用語を噛み砕きながら解説します。

塗料の種類(性能で選ぶ)

アクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素、無機、遮熱・断熱など。耐候性や価格帯、艶の種類が異なります。

工法の種類(見た目と耐久を左右)

ローラー塗り、吹付、スプレー、クリヤー塗装、多彩仕上げなど。下地の柄を活かすか隠すかで選択が変わります。

外壁材の種類(相性を見極める)

窯業系サイディング、モルタル、ALC、金属サイディング、タイル、意匠性塗材(ジョリパット等)。素材特性で適した塗料や下地処理が違います。

塗料の種類と選び方

塗料は「何年もたせたいか」「どんな見た目にしたいか」「予算はいくらか」で選択が変わります。以下で主要な樹脂タイプをやさしく比較します。商品名が違っても、ベースの樹脂で性格は大枠つかめます。

シリコン・ラジカル:バランス重視の定番

シリコンは価格と耐久のバランスが良く、戸建てでは標準的。ラジカルは顔料の劣化を抑える処方で、同価格帯でもツヤ持ちが良く、退色に強いのが特徴です。

フッ素・無機:長寿命で再塗装回数を減らす

高耐候・高価格帯。沿岸部や日射の強い立地、次回の足場コストを抑えたい方に向きます。硬質になりやすいのでクラックの多い下地は弾性下塗りとの組み合わせを検討します。

ここまでが“樹脂の違い”です。続いて、同じ樹脂でも使い勝手が変わる仕様の違いを押さえましょう。艶、溶剤、水性、1液/2液などの切り口で、仕上がりと耐久に影響が出ます。

水性/溶剤、1液/2液、艶の違い

水性は臭気が少なく環境配慮、溶剤は密着や乾燥が安定。1液は扱いやすく、2液は硬化反応で耐久に優れます。艶有りは明るく汚れに強く、3分艶〜艶消しは落ち着いた高級感が出ます。

機能性塗料(遮熱・断熱・低汚染・弾性)

遮熱は夏の表面温度上昇を抑制、低汚染は雨で汚れが落ちやすい処方、弾性は微細なひび割れ追従に有効。立地や下地状態に合わせて追加機能を選択します。

工法(仕上げ方)の種類

同じ塗料でも、塗り方で印象と耐久が変わります。既存の柄を活かすのか、フラットに見せるのか、艶を強調するのか。ここでは代表的な工法を比較し、向いているケースを具体化します。

ローラー3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)

最も一般的で品質が安定。飛散が少なく近隣配慮もしやすい。柄を残しつつ、塗膜を確実に形成できます。

吹付・スプレー(リシン/スタッコ/多彩仕上げ)

微細な凹凸で質感を演出。多彩チップは高級感のある石調に。飛散管理と熟練度が必要で、養生や天候配慮が重要です。

工法の話をもう少し深掘りします。既存サイディングの意匠を活かす“クリヤー塗装”と、柄を作り直す“多彩仕上げ”は、費用と見た目の満足度に直結します。メリットと注意点を把握して選び分けましょう。

サイディングのクリヤー塗装

既存柄が気に入っている場合に最適。新築後10年前後でチョーキングが軽微なら選択可。劣化が進むと均一にならず、上塗り塗装へ切替が無難です。

多彩仕上げ・石調仕上げ

複数色を散らせるため、汚れや経年ムラが目立ちにくい。数量管理と職人の技量にコストが反映されます。色決め・試し塗りを入念に。

外壁材(下地)の種類と相性

素材ごとに吸い込みや伸縮、含水率、熱膨張が違い、同じ塗料でも密着や耐久が変わります。ここでは代表的な外壁材について、適した下地処理と塗料の方向性をまとめます。

窯業系サイディング

国内戸建てで主流。目地シーリングの打ち替えが肝要。クリヤー/上塗りどちらも可だが、エンボス柄は色の選択で凹凸感が変わります。

モルタル(リシン・吹付タイル含む)

クラックに注意。フィラー等の厚付け下塗りや微弾性で平滑化・追従性を確保。艶消しで落ち着いた質感に仕上げるケースが多いです。

小セクションが続いたので、ここでALC・金属・タイルについても触れます。特にALCは含水率管理、金属はサビ処理、タイルは塗装の可否判断など、前処理の成否が寿命を決めます。

ALC(軽量気泡コンクリート)

多孔質で吸い込みが大きく、専用シーラーで含浸・防水を確保。目地シーリングと防水層の維持が最優先です。

金属サイディング(ガルバ等)

ケレン・錆止めが命。傷や白サビは早めの補修を。低彩度のメタリックやグレイッシュが相性良好です。

タイル外壁・意匠性塗材

磁器タイルは基本塗装不要。汚れは洗浄・目地補修で対応。ジョリパット等の意匠材は専用塗料で透湿性と質感を損なわないようにします。

シーリング材・下地処理の“種類”も成果を左右

塗装前の下地づくりは仕上がりの半分を占めると言われます。特にサイディングはシーリングの仕様選びが重要です。ここではよく使われる材料の違いを簡潔に押さえます。

シーリング材の種類

変成シリコン、ポリウレタンが外壁向けの主流。上から塗装でき、硬化後の動きにも追従します。酢酸系シリコーンは塗装不可が多く戸建て外装では不適です。

下地処理の種類

高圧洗浄、脆弱塗膜の除去、クラック補修、素地調整(ケレン)、吸い込み止めシーラー、厚付けフィラー。どれをどれだけ行うかで耐久が大きく変わります。

種類ごとの費用感とメンテナンス周期の目安

「どれを選ぶと、いくらで、いつ塗り替えるのか」をイメージできるように、ざっくりのレンジを言葉で示します。地域・立地・職人の技量で前後しますが、比較軸として役立ててください。

塗料別の目安

シリコン/ラジカル:中価格・中耐久で次回は10〜13年目目安。フッ素/無機:高価格・高耐久で次回は15年前後〜。遮熱は付加価値分の上乗せあり。

工法別の目安

標準ローラー仕上げはコスト安定。多彩仕上げや吹付は材料・手間が増えやや高め。クリヤーは状態が良ければ費用を抑えられますが、適用条件に注意が必要です。

失敗しない「種類」の選び方フロー

最後に、種類の組み合わせを最短で決める手順をまとめます。条件整理→候補抽出→試し検証→最終合意の順で、抜けを作らないのがコツです。

1) 条件の棚卸し

外壁材、劣化度、立地(海・幹線道路・林)、希望寿命、予算、景観規約の有無を一覧化します。

2) 候補の一次選定

外壁材に適合する下塗りと、希望寿命に合う樹脂を軸に3候補。工法は既存柄を活かすか否かで二分します。

ここで一度、家族や施工会社とイメージを擦り合わせます。写真や大判サンプル、既存施工の実例を見ながら、色・艶・工法の相性をチェックしましょう。認識のズレを早期に潰すと、後戻りコストを最小化できます。

3) 実地検証(試し塗り/小面積)

色と艶、塗り方の差を並べて比較。乾燥後と翌日の見え方まで確認します。

4) 仕様書に落とし込む

塗料名・色番号・艶・塗布量・工程・配色比率・境界・シーリング仕様を明記。写真添付で合意を可視化します。

まとめ:種類の“正解”は家ごとに違う

同じ「外壁塗装の種類」でも、外壁材や立地、予算、好みにより最適解は変わります。まずは素材に合う下地処理とシーリングの種類を決め、次に望む寿命と景観から塗料の種類を選ぶ。最後に工法で質感を整える。この順番で考えると、見た目も耐久も両立した納得の仕上がりに近づきます。迷ったら、条件と優先順位を書き出し、実物に近い形で比較・検証してみてください。

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