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ー外壁塗装の色選び完全ガイド|後悔しない配色・見え方・手順までやさしく解説ー

  • 2025.10.10
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色選びの基本方針を決める

色は見た目だけでなく、汚れ方や住まいの印象、メンテナンス費用にも直結します。まず「どんな印象にしたいか」「どのくらいの期間もたせたいか」「周辺環境と調和するか」を言語化し、家族で合意してから具体の色を検討しましょう。方針が固まると、迷いが減り判断が格段に楽になります。

失敗しない三原則

1) 周辺との調和:街並みや屋根・サッシと馴染むか。2) 汚れの目立ちにくさ:白すぎる・黒すぎるは要注意。3) メンテサイクル:色と塗料の耐候性で次回時期が変わります。

ゴールを数値化しておく

「落ち着いた印象」「10年は持たせたい」「ツートンにする」などを先に数値・言葉で明確化。優先順位が決まると、候補の絞り込みがスムーズです。

色の見え方は“面積×光×艶”で変わる

小さな色見本で「ちょうど良い」と感じた色も、外壁という大きな面に塗ると印象が変わります。屋外の自然光、時間帯、方角、艶の有無で明暗や彩度が変化するため、見え方の癖を知った上で最終決定することが大切です。

面積効果を理解する

広い面積に塗ると色は実際よりも明るく鮮やかに見えます。迷ったらワントーン落とす、あるいはグレーを少し混ぜた低彩度を選ぶと落ち着きやすいです。

光と方角・時間帯の影響

南面は強い日差しで明るく、北面はやや青みがかって暗めに見えます。朝夕・曇天・雨天でも見え方が変わるため、屋外で複数の時間帯に確認しましょう。

艶の違いで印象が変わる

艶有りは汚れが落ちやすく明るく見え、3分艶・艶消しは落ち着きが出ます。艶消しは高級感が出ますが、手入れや耐久の観点でバランスを取りましょう。

環境と素材から逆算する色選び

既存の屋根色、サッシ色、玄関ドア、外構の石やフェンスの色など「動かせない要素」から逆算すると破綻が起きにくくなります。また、道路の粉じんや樹木の苔、海風の塩害など、立地ごとの汚れ方や変色傾向も色選びに影響します。

屋根・サッシと相性を合わせる

屋根が濃色なら外壁は中〜淡色で軽さを、サッシが黒なら外壁はベージュ〜グレーで引き締め、白サッシなら淡グレーで清潔感を、というように全体のバランスを見ます。

立地と汚れの種類を想定する

幹線道路沿いは排気の粉じんで白系がくすみがち。樹木が多い北面は苔・藻が出やすく、濃い色ほど目立ちます。砂埃が舞う地域では中明度のグレージュやサンド系が安定です。

外壁素材ごとの発色の違い

窯業系サイディングは凹凸で陰影が出やすく、濃色は重く見えがち。モルタルはフラットに近く、淡色でも単調になりにくいです。金属サイディングはメタリックや低彩度が相性良好です。

配色パターンとデザインのコツ

同じ色でも配色の比率や境界の取り方で印象は大きく変わります。単色はまとまり、ツートンはメリハリ、アクセントは個性を演出します。外構・屋根・付帯部を含めた“トータル配色”で考えると失敗しにくくなります。

ワントーン配色

外壁を1色でまとめ、付帯部(破風・鼻隠し・雨樋)は濃いグレーや黒で引き締める王道パターン。経年での色むらも出にくく、メンテナンスもしやすいです。

ツートン配色の比率と境界

上下または縦割りで2色を使う場合、比率は「7:3」や「6:4」が安定。境界は胴差や幕板、バルコニー下で自然に切ると完成度が上がります。

アクセントカラーの使い方

玄関まわり、バルコニー、玄関柱だけ色を変えると、導線がわかりやすくなります。使い過ぎは雑然とするため、外壁2色+アクセント1箇所までが目安です。

カラーサンプルとシミュレーションの正しい使い方

色番号だけで決めず、実物に近い条件で確認することが重要です。サンプルの大きさ、屋外での見え方、デジタルと紙の差を理解して、最終決定の精度を高めましょう。

屋外・複数時間帯でA4以上を確認

名刺サイズの見本は当てになりません。A4〜A3の大判サンプルを外壁に当て、午前・正午・夕方・曇天で見比べると判断がブレません。

試し塗りと近似色の比較

可能なら実際の壁面に30cm四方で試し塗りを2〜3色。近い色どうしを並べて差分を見ると、面積効果の影響も含めて最適解が見つけやすいです。

デジタルシミュレーションの注意点

モニターの色域・明るさ、写真の露出で見え方が大きく変わります。便利な反面、最終判断は必ず屋外サンプルで行いましょう。

退色・耐候性と色の関係

同じ塗料グレードでも、色味によって退色スピードは異なります。鮮やかな赤や青は紫外線で彩度が抜けやすく、低彩度のグレーやベージュは安定しやすい傾向です。立地条件も相まって実寿命に影響するため、色と耐候性をセットで考えます。

色相・彩度別の傾向

高彩度の暖色・寒色は鮮やかさが落ちやすく、黄・茶・グレーの低彩度は変化が穏やか。濃紺や黒は熱を持ちやすく、伸縮でクラックが目立つこともあります。

方角と気候の影響

南面や海沿いは紫外線・塩害が強く、退色が早くなりがち。山間は朝夕の結露が多く苔や藻が出やすいので、やや暗い色は汚れを拾いやすい点に注意します。

メンテナンス周期を設計する

「高耐候×低彩度」で周期を伸ばす/「中耐候×中明度」で費用と景観のバランスを取る、など住み替え計画も含めて選ぶと総コストを抑えられます。

失敗事例から学ぶチェックリスト

実際の失敗は、色そのものより“決め方”に原因があることが多いです。下のチェックを使い、抜け漏れを防ぎましょう。打ち合わせの議事録と一緒に残すと安心です。

面積効果・艶を考慮していない

小見本の色をそのまま採用し、想像より派手・暗いと感じるケース。艶感の違いも記録して最終決定しましょう。

景観・規約の確認不足

景観地区や管理規約で使える色が制限される場合があります。申請が必要な地域もあるため、着工前に必ず確認します。

付帯色・外構色の置き去り

外壁だけ決めて、雨樋・破風・基礎・門柱の色がチグハグになる例。付帯色は「主色より2〜3段階濃いグレー」を基準に整えると失敗が減ります。

色決めの進め方(7ステップ)

流れを定型化すると迷いにくく、家族間の合意形成もスムーズです。ここでは現地調査から契約までの具体手順を、短いステップで示します。

1) 現状把握と制約の確認

屋根・サッシの色、外構、街並み、方角、規約・条例、汚れの種類を洗い出します。

2) 方向性の決定

「明るい・落ち着いた・モダン・ナチュラル」など印象キーワードを3つ選び、優先順位を付けます。

3) 候補色の仮決め

主色3候補、サブ色2候補、付帯色1候補をピックアップ。中明度・低彩度を中心にします。

4) 大判サンプルで屋外確認

A4以上のサンプルで時間帯を変えてチェック。面積効果を考慮しワントーン落とすか再検討。

5) 試し塗り比較

可能なら実壁に試し塗りして、隣り合わせで比較。艶の有無も同時に検証します。

6) 配色比率と境界の設計

ツートンの場合は比率と境界位置を図面上で明記。付帯色も含めた全体の整合を取ります。

7) 最終合意と記録

色番号・艶・配色比率・境界ライン・付帯色を仕様書に記載。写真添付で認識ズレを防止します。

まとめ:色は「見え方」と「暮らし方」で選ぶ

外壁塗装の色選びは、好き嫌いだけでなく、面積効果・光・艶・環境・素材・配色比率といった要素の掛け算です。動かせない条件から逆算し、屋外で大判サンプルを複数時間帯で確認、必要に応じて試し塗り。家族で方針と優先順位を共有し、仕様書へ色番号と艶を明記すれば、完成後の「思っていたのと違う」を大幅に減らせます。次回メンテの時期も見据え、長く愛せる一色(または配色)を見つけましょう。

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