ー外壁塗装に火災保険が適用される条件とは?プロが徹底解説!ー
- 2024.02.23
戸建ての外壁塗装には高額の費用がかかるため、火災保険を適用したいと考える人は少なくありません。
この記事では、
「外壁塗装をしたいが、火災保険は適用されるのか?」
「火災保険がおりるまでの流れを知りたい」
このような疑問を解決します。
ぜひ、最後までお読みください。
外壁塗装に火災保険が適用される条件
外壁塗装に火災保険が適用される条件は以下の通りです。
・災害の被害を補償する火災保険に加入している
・災害によって外壁が被害を受けた
・被害を3年以内に申請している
・補修費用が火災保険の免責金額を超えている
これらの条件についてわかりやすく解説します。
災害の被害を補償する火災保険に加入している
前提として、災害の被害を補償する火災保険に加入している必要があります。
戸建て住宅向けの火災保険は、火災やガス爆発などの事故以外に、自然災害による損害にも適用される場合が多いです。
しかし、火災保険には主に2種類、「住宅火災保険」と「住宅総合保険」があります。
これら2つの保険の適用条件を紹介します。
住宅火災保険
適用されるもの
- 火災、落雷、破裂、爆発、風災
適用外のもの
- 水害、水漏れ、暴行・破壊、飛来・落下・衝突、盗難
住宅総合保険
適用されるもの
- 火災、落雷、破裂、爆発、風災
- 水害、水漏れ、暴行・破壊、飛来・落下・衝突、盗難
上記からわかるように、住宅火災保険では適用されない災害も、住宅総合保険では適用される場合もあるため、まずは自身が加入している保険を確認しましょう。
災害によって外壁が被害を受けた
外壁塗装に火災保険を使う条件は、災害によって外壁が被害を受けた場合のみです。
言い換えれば、自身の都合で外壁塗装をする際の費用は、火災保険から降りることはありません。
あくまでも、台風や豪雨などの災害によって生じた被害にのみ、火災保険が適用されます。
被害を受けてから3年以内に申請する
外壁塗装に火災保険を適用する条件として、被害を受けてから3年以内に申請する必要があります。
火災保険を申請する手順は火災等による被害を把握したあと、全ての手続きを済ませる必要があるため、被害から3年を過ぎると、被害原因の特定が難しくなることが理由です。
被害原因の特定が難しくなることで、保険金の請求権が消滅時効を迎えてしまうため、必ず被害を受けてから3年以内に火災保険の申請を行いましょう。
特例として、大規模災害などの場合は3年以上経過しても火災保険を請求できるケースがあります。
また、火災保険が適用されると知らずに補修をしてしまった場合でも、被害を受けてから3年以内の場合は、必要書類の準備ができれば請求することができます。
まずは一度、保険会社に相談してみることをおすすめします。
補修費用が火災保険の免責金額を超えている
外壁塗装に火災保険を使用するには、補修費用が免責金額を超えている必要があります。
免責金額とは、保険が適用される事故が起きた場合に、契約者が自己負担するものとして設定された金額のことです。
免責金額は、加入している火災保険によって差があります。
火災保険は「フランチャイズ方式」と「エクセス方式」で免責金額が変わります。
・フランチャイズ方式 免責金額が20万円
・エクセス方式 免責金額が5万円
契約者が任意に免責金額を選択します。損害額から免責金額を差し引いた金額を補償する方式です。
外壁塗装に火災保険を使用する場合には、あらかじめ補修工事の見積もりを取得し、加入している保険の種類と免責金額を確認しましょう。
外壁塗装に火災保険がおりるまでの流れ
外壁塗装に火災保険がおりるまでの流れは以下の通りです。
1.外壁塗装業者に補修工事の積もりを依頼する
2.保険会社に火災保険を申請し必要書類を提出する
3.鑑定人の調査により受給できるか決まる
1.外壁塗装業者に補修工事の見積もりを依頼する
まずは、外壁塗装業者に連絡をして補修工事の見積もりを依頼しましょう。
前述したとおり、補修費用が火災保険の免責金額以上である必要があります。
自身が加入している火災保険の種類や補償内容を調べて、外壁塗装に使えるのかを確認してください。
火災保険の確認方法は以下の通りです。
・保険証券を見る
・お客様サポートに連絡する
火災保険が使用できそうであれば、外壁塗装業者に連絡し、被害状況の調査を依頼しましょう。
連絡した際に火災保険を使いたいと伝えることで、被害を受けた外壁の写真を撮影して見積もりを出すなど、保険金請求をスムーズに進められるように対応してくれる可能性があります。
複数の外壁塗装業者に相見積もりをすることで、適正価格がわかるため、外壁塗装業者に見積もりを依頼する場合は、複数の外壁塗装業者に相見積もりを依頼しましょう。
2.保険会社に火災保険を申請し必要書類を提出する
条件と納得のいく外壁塗装業者を決めたあとは、保険会社に申請して必要書類を提出しましょう。
加入している保険会社によって必要書類が違うため、必ず確認をしてください。
また、必要書類は外壁塗装業者が用意してくれる場合もありますし、保険会社への提出は、自身で行う必要があります。
必ず保険会社に連絡をして必要書類を確認して、準備を進めるようにしましょう。
3.鑑定人の調査により受給できるか決まる
保険会社に必要書類を提出したあとは、鑑定人の調査が入ります。
鑑定人とは、損害額の鑑定や事故の状況調査を行い、保険会社に報告を行う専門家のことです。
鑑定人は、保険会社から派遣されます。保険会社の社員ではないため基本的に中立の立場で公正な鑑定を行います。
鑑定人の調査によって申請が却下された場合は、保険金が支払われることはありません。
悪質な外壁塗装業者に申請を依頼すると、誤った書類や写真を準備され、結果的に保険の申請が却下される可能性もあるため注意が必要です。、必ず、複数の外壁塗装業者に相見積もりを依頼しましょう。
また、工事は保険金が入金されてから開始されるケースが多いです。修繕箇所や依頼のタイミングによっては、工事費用の支払いが完了してから保険金の振込になるケースもあります。
その場合は、一時的に工事費用を自己負担しなければならないので、必ず支払いのタイミングや保険金の入金日は確認をしておきましょう。
まとめ
外壁塗装に火災保険を使うには、まず適用される条件を確認する必要があります。
外壁塗装に火災保険が適用される条件は以下の通りです。
・災害の被害を補償する火災保険に加入している
・災害によって外壁が被害を受けた
・被害を3年以内に申請している
・補修費用が火災保険の免責金額を超えている
火災保険が適用される場合は、外壁塗装業者に見積もりを依頼して、保険会社に申請をしましょう。
外壁塗装業者の見積もりを取得する場合は、複数社に相見積もりを依頼することをおすすめします。
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